建築主として知っておきたいこと

建築主の心得

  • 木造かRC造か?地下室や3階は必要か?在来木造か2×4か?
  • 都会のど真ん中で木造住宅を希望しても、防火地域内での複層木造住宅の建築は困難です。
  • 在来木造よりツーバイフォーの方が地震や火災に強い、外断熱工法は~、等の過大な宣伝に惑わされていませんか?
  • これらは適切な設計、施工、監理が行われなければ、期待した効果は得られません。

  • 優先順位と費用対効果を検討し、高額な場合はリフォームと新築の比較も行いましょう。
  • 無駄な工事を含んでいたり、必要な工事が省略されていませんか?

  • 増改築における法的制限をご存知ですか?

  • 法律は最低基準を謳ったものです。
  • 木造住宅新築時は法定規模未満であっても、構造一級建築士による構造設計の実施を検討しましょう。
  • 耐震診断および耐震改修費の助成がある場合は、木造住宅耐震診断士の活用を検討しましょう。
  • 適切な地盤調査や地盤改良方法を選択しましょう。

  • 会社の規模や工事費の安さだけで選ぶのは危険です。
  • その業者の得手、不得意な分野を把握しましょう。
  • 設計事務所、工務店、ハウスメーカー、リフォーム専門業者のどれかを最初から好き嫌いで排除せず、すべてを検討の対象としましょう。
  • あなたの要求と感性に適合する業者は意外なところかもしれません。
  • いろいろな理由を付けて申請や検査を嫌がる業者は要注意です。知らないうちに違反建築を作られてしまうかもしれません。
  • 悪質な業者、技術のレベルが低い業者は、外から見ているだけではわかりません。必ず実施物件を見学させてもらいましょう。
  • 竣工したものだけではなく現在施工中の現場を見れば、作業員の服装や態度、近隣の評判、資材の養生状態等でレベルがわかります。
  • 但し防音等、成功する保証のない特殊工事は、実績のあるコンサルタントと専門施工者に任せましょう。

  • 監理は工事の最重要ポイントです。本来、施工側の監督が行うのは「管理」であって「監理」ではありません。
  • 設計、施工、監理が一体の場合、自分自身を監理することになります。
  • モラルと技術が高く、とても強い信頼で結ばれている業者以外は、少なくとも施工と監理を分離して、第三者監理とすべきです。

  • 必ず監督か設計監理者を通して下さい。施主→設計(監理)者→施工者(監督)→職人が原則です。
  • 建築主が勝手に変更したものについては誰も責任を負えなくなります。
  • 中には大工の親方と喧嘩してしまう猛者もいますが、現場の雰囲気が建物の質を左右すると言っても過言ではありません。
  • プライドの高い職人は技術もすぐれている人が多いです。些細なことでヘソを曲げさせるより心意気を鼓舞させ傑作に結びつけましょう。
  • 建築主と請負は対等です。納得出来ない人は自分で施工しましょう。
  • 信頼関係の継続が困難と判断された場合は速やかに弁護士に相談しましょう。

  • いくら良い業者に巡り会っても倒産等、将来何が起こるかわかりません。
  • 各種保険の付保状況、住宅性能評価書取得の有無について事前に確認しましょう。
  • 住宅産業はクレーム産業です。竣工してからアフターサービスの開始です。
  • その建物を一番知る施工者との長いお付き合いのためにも、工事中に良好な信頼関係を構築することが極めて重要です。